【Max】urnで数値が重ならないランダム出力する

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ランダムな数値を出力するオブジェクトとして[random]などがありますが、[urn]は数値が重ならないように出力します。

十二音技法で音階を自動で作る時など、音高が重ならずにランダムに音高を選択するので便利です。

使い方

[urn 限界値]で設定すると、限界値未満 (図では< 5) の数値でランダムに数値を出力されます。

bangを第1インレットに送ると数値が重ならないようランダムな数値を出力します。

設定された全ての数値が出力されると第1インレットからの出力はされなくなり、第2インレットからbangが出力されます。

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【Max】randomでランダムな数値を出力する

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自分で数値を設定するのではなく、ランダムに数値を出力するオブジェクトが[random]です。

使い方

[random 範囲]のように設定すると範囲内でランダムに数値が出力されます。ここでの範囲は「0を含めた数」を意味するので、10を設定すると実際には0~9の数値が出力されます。

[random]にbangを送るとランダムに数値が出力されます。

範囲を変更する

第2インレットに数値を入力すると、範囲が変更されます。

シード値を設定する

[random 範囲 シード値]でシード値を設定すると、起動時に毎回同じ数値の並びを出力します。図のように異なるオブジェクトでシード値を設定すれば、同じ値が出力されます。

第1インレットに「seed シード値」の形でメッセージを入力しても設定ができます。

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【Max】drunkを使って少しずつランダムに出力する

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[drunk]は指定した値以下で、bangを受けるたびにランダムに指定したステップ分ランダムに増減します。

徐々にパラメータが変化していくような表現をする場合に便利です。

使い方

[drunk 最大値 ステップ]で指定

初期値は最大値の半分から始まります。

ステップに指定した数値分ランダムに増減します。同じ値に推移するのを1とカウントするため、1増減したい場合「2」、2増減したい場合「3」を設定します。

ステップを重複させない

ステップをマイナスの数値で指定すると、数値が重複しないように出力されます。

初期値を設定する

「set 初期値」のメッセージで初期値を変更できます。

シード値を設定する

「seed シード値」のメッセージでシード値を設定できます。複数のdrunkを異なる値にする場合、同じランダム挙動を求める場合に使えます。

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【Max】uziの使い方

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bangを一度送ると指定した回数のbangを出力したり、連番を出力する[uzi]というオブジェクトがあります。今回はuziの使い方を見ていきましょう。

基本的な使い方

[uzi 回数]bangを送ると各アウトレットからは以下のような出力が行われます。

第1アウトレット指定回数bangを出力
第2アウトレット全ての出力が終わったらbangを出力
第3アウトレットインデックス値を出力(ディフォルトは1から)

第3アウトの次に第1アウトが交互に出力されます。

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【ドラムマシンを作る2】matrixctrlのパラメータをランダムにする

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この記事は【Max】matrixctrlでドラムマシンを作るの続きです。

前回[matrixctrl]を使用してドラムマシンを制作しました。今回は[matrixctrl]のパラメータをランダムに設定する処理を作っていきましょう。

[matrixctrl]の編集

ランダム化する前に[matrixctrl]をメッセージで編集する方法を知りましょう。

「列 行 オン・オフ」 の形でメッセージを送るとセルを編集できます。

特定のセルをオンにする

オンにする場合は、列と行を指定し最後に「1」を付けます。

特定のセルをオフにする

オフにする場合は、列と行を指定し最後に「0」を付けます。

全てのセルを削除する

全てのセルを削除するには「clear」を送ります。

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【Max 8】lineをMax 7以前の仕様で使う

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Max 8から[line]の仕様が変更になりました。Max 7以前のパッチをMax 8で動作させたい場合や、以前の仕様に慣れていて仕様を戻したい方はこの記事を参考にしてください。

なお[line]の基本的な使い方はこちらの記事を参考にしてください:
【Max 8】lineを使って数値を推移させる

以前の仕様に戻したい場合は「compatmode 1」のメッセージを送ります。以下、Max 8からの変更点を紹介します。

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