【Max】speedlimとqlimを使ってデータを出力するタイミングを固定する

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使い方

[speedlim]と[qlim]は同じ動きをするので[speedlim]で紹介します。必要な方は[qlim]に読み替えてください。

基本的な使い方

[speedlim 間隔(ms)]で設定すると、その間隔でデータを出力します。

図は[metro]と[random]を使用して10 ms間隔で0~99の数値をランダムに出力しています。それを[speedlim]に接続すると、1,000 ms(1秒)ごとに制限されます。出力間隔時間内に送られたメッセージは直近のものが採用され、他は無視されます。

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【Max】randomでランダムな数値を出力する

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自分で数値を設定するのではなく、ランダムに数値を出力するオブジェクトが[random]です。

使い方

[random 範囲]のように設定すると範囲内でランダムに数値が出力されます。ここでの範囲は「0を含めた数」を意味するので、10を設定すると実際には0~9の数値が出力されます。

[random]にbangを送るとランダムに数値が出力されます。

範囲を変更する

第2インレットに数値を入力すると、範囲が変更されます。

シード値を設定する

[random 範囲 シード値]でシード値を設定すると、起動時に毎回同じ数値の並びを出力します。図のように異なるオブジェクトでシード値を設定すれば、同じ値が出力されます。

第1インレットに「seed シード値」の形でメッセージを入力しても設定ができます。

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【ドラムマシンを作る3】選択率を設定する

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前々回前回とドラムマシンを作ってきました。今回は[matrixctrl]をランダム化に選択率を加え、どのくらいステップを埋めるかを設定できるようにしましょう。

前回のパッチの確認

これまでは[matrixctrl]を使用した簡易なシーケンサーと、ランダムに音色を選ぶ処理を作ってきました。

選択率を設定する処理を作る

今回はランダム処理に、選択率を決定する処理を作りましょう。

この部分を変更していきます。

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【ドラムマシンを作る2】matrixctrlのパラメータをランダムにする

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この記事は【Max】matrixctrlでドラムマシンを作るの続きです。

前回[matrixctrl]を使用してドラムマシンを制作しました。今回は[matrixctrl]のパラメータをランダムに設定する処理を作っていきましょう。

[matrixctrl]の編集

ランダム化する前に[matrixctrl]をメッセージで編集する方法を知りましょう。

「列 行 オン・オフ」 の形でメッセージを送るとセルを編集できます。

特定のセルをオンにする

オンにする場合は、列と行を指定し最後に「1」を付けます。

特定のセルをオフにする

オフにする場合は、列と行を指定し最後に「0」を付けます。

全てのセルを削除する

全てのセルを削除するには「clear」を送ります。

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