【Max】tempoオブジェクトでカウントする

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[tempo]は[metro]と似ているオブジェクトで、定期的にデータを出力します。[metro]はbangを出力しますが、[tempo]は数値を出力します。

指定したテンポでカウントするので、シーケンサーのカウントに使用すると便利です。

使い方

アーギュメント

[tempo BPM 倍数 音価]のように指定できます。

設定したBPMの全音符を、指定した音価で割った時間間隔で数値をカウントします。カウントは「音価-1」が最大値になります。

倍数を指定すると、音価を指定した倍数分長くカウントします。カウントの最大値は指定した音価のままです。

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【Max】uziの使い方

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bangを一度送ると指定した回数のbangを出力したり、連番を出力する[uzi]というオブジェクトがあります。今回はuziの使い方を見ていきましょう。

基本的な使い方

[uzi 回数]bangを送ると各アウトレットからは以下のような出力が行われます。

第1アウトレット指定回数bangを出力
第2アウトレット全ての出力が終わったらbangを出力
第3アウトレットインデックス値を出力(ディフォルトは1から)

第3アウトの次に第1アウトが交互に出力されます。

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【ドラムマシンを作る3】選択率を設定する

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前々回前回とドラムマシンを作ってきました。今回は[matrixctrl]をランダム化に選択率を加え、どのくらいステップを埋めるかを設定できるようにしましょう。

前回のパッチの確認

これまでは[matrixctrl]を使用した簡易なシーケンサーと、ランダムに音色を選ぶ処理を作ってきました。

選択率を設定する処理を作る

今回はランダム処理に、選択率を決定する処理を作りましょう。

この部分を変更していきます。

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【ドラムマシンを作る2】matrixctrlのパラメータをランダムにする

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この記事は【Max】matrixctrlでドラムマシンを作るの続きです。

前回[matrixctrl]を使用してドラムマシンを制作しました。今回は[matrixctrl]のパラメータをランダムに設定する処理を作っていきましょう。

[matrixctrl]の編集

ランダム化する前に[matrixctrl]をメッセージで編集する方法を知りましょう。

「列 行 オン・オフ」 の形でメッセージを送るとセルを編集できます。

特定のセルをオンにする

オンにする場合は、列と行を指定し最後に「1」を付けます。

特定のセルをオフにする

オフにする場合は、列と行を指定し最後に「0」を付けます。

全てのセルを削除する

全てのセルを削除するには「clear」を送ります。

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【ドラムマシンを作る1】matrixctrlでドラムマシンを作る

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[matrixctrl]とは

[matrixctrl]は[matrix~]と組み合わせると、信号のイン・アウトを自由に分配できる便利なオブジェクトです。ですが等間隔なグリットとオン/オフの機能が便利なので、シーケンサーのUIとして使われることも多いです。今回はこれを使ってドラムマシンを作ってみましょう。

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【Max】コームフィルターをかける

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音楽家にとってフィルターというと、ローパス・フィルターやハイパス・フィルターのように帯域を削って音色を変化させるイメージが強いかもしれません。コーム・フィルターはフィルターの原理を使い特徴的な音色を生み出します。

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Maxで用意されている波形の種類

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Maxにある沢山の波形(オシレーター)オブジェクトを紹介します。

正弦波/サイン波

cycle~

正弦波を出力します。

cos~

[phasor~]と組み合わせることで正弦波を出力します。

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【Max】経過時間をtimerとclockerで測る

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ある処理を開始してから終了するまでの時間を調べたい時は[timer]か[clocker]を使用するのが便利です。

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【Max】フランジャー、フェイザー、コーラスを作る

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今回はフランジャー、フェイザー、コーラスを作ってみましょう。これら3つのエフェクトはディレイの応用で、位相を周期的にずらすことで効果を作っています。基本的な構造は共通していて、細かいことを省けばパラメータ量の違いしかありません。

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