目次
使い方
[speedlim]と[qlim]は同じ動きをするので[speedlim]で紹介します。必要な方は[qlim]に読み替えてください。
基本的な使い方
[speedlim 間隔(ms)]で設定すると、その間隔でデータを出力します。
図は[metro]と[random]を使用して10 ms間隔で0~99の数値をランダムに出力しています。それを[speedlim]に接続すると、1,000 ms(1秒)ごとに制限されます。出力間隔時間内に送られたメッセージは直近のものが採用され、他は無視されます。
音価を使う
「4n」のように音価でも指定できます。
第2インレットにメッセージを送り変更することも可能です。
他の音価の設定は以下の通りです:
基本 | 付点 | 3連符 | |
全音符 | 1n | 1nd | 1nt |
2分音符 | 2n | 2nd | 2nt |
4分音符 | 4n | 4nd | 4nt |
8分音符 | 8n | 8nd | 8nt |
16分音符 | 16n | 16nd | 16nt |
32 分音符 | 32n | 32nd | 32nt |
64分音符 | 64n | 64nd | 64nt |
128分音符 | 128n | 128nd | 128nt |
speedlimとqlimの違い
どちらも同じ動きをしますがスケジューラの優先度が異なります。[speedlim]はスケジューラを優先して使用するので、正確なタイミングが欲しい時に使用ます。[qlim]は他の処理が重い場合タイミングにズレが生じますので、処理負荷をかけたくなく、厳密なタイミングが必要でない時に使用します。
[speedlim]と[qlim]は[metro]と[qmetro]関係に近いです。