Maxを買ってインストールしてみたけど、どう使えば良いのか分からない。Maxの使い方を知りたい人のために、勉強できるサイトを紹介します。
なおこちらの記事ではMaxを学習できる本を紹介しています: 【初心者から上級者まで】Maxを学習できる書籍まとめ
一部のサイトではMaxのバージョンが古くビジュアルが異なっていますが、読み替えていただければ、現行バージョンでもそのまま使えます。
目次
lecture.nakayasu.com
神戸芸術工科大学准教授の中安翌さんが講義用の資料をまとめてくださっています。導入から簡単な処理まで書かれいるので、これをこなせばMaxの使い方が分かります。
MAXER JP
- 初級講座#1 各種シーケンサーを作ってみよう
- 初級講座#2 ドラムマシンを作ってみよう
- 初級講座#3 ベースシンセを作ってみよう
- 初級講座#4 オーディオをいじってみよう
- 初級講座#5 エフェクターを作ってみよう
- オブジェクト指向MAX#1 モジュール化のための機能
Maxの情報を共有するための団体MAXER JPでも初心者向け講座を公開しています。nanonumさん、NOEL-KITさんによる解説です。実際の音作りにフォーカスした内容になっています。
MI7 Japan
Maxの日本代理店であるMI7はMaxに関するチュートリアルをYouTubeに公開しています。
Maxを使用するアーティストが自分のパッチを紹介している連載もあります。Maxでどのようなことができるのか参考になり、ダウンロードをしてパッチを勉強することも可能です。
yoppa.org
前橋工科大学准教授の田所淳さんによるチュートリアルです。講義で使用したスライドを公開していて、基本的な音響合成を学ぶことができます。
Delicious Max/MSP Tutorial
dude873さんによるMaxのチュートリアルです。様々なオーディオエフェクトの作り方を解説しています。英語ですが実際に使えるパッチを紹介しています。英語が分からなくてもオブジェクトを置いていけば同じものを作れます。
KuhalaboWiki
簡単な音響処理とマウス入力によるインタラクション、そしてMax上でMIDIを扱うためのチュートリアルです。
公式チュートリアル
これらのサイトを勉強しなんとなく使い方は分かったけれど、各オブジェクトの使い方や処理をさらに学びたい場合は、公式チュートリアルが網羅的です。
音楽プログラミング初期のような内容なので、やや退屈ではありますが、無料で手に入る資料としては分かりやすく勉強になります。
メニューの Help > Referenceで公式ドキュメントを開きます。
Documentationページが表示されて、少し下にMax, MSP, Jitterのドキュメント一覧があります。Tutorialsというところをクリックすればチュートリアルを見られます。
日本語訳も
公式チュートリアルは英語ですが、齋藤啓之さんによって日本語訳がされています。ここで使われる画像はMax/MSP 5なので見た目は異なりますが、内容は現在のバージョンと同じものです。