[trigger][t]は各種のメッセージを受けると、指定したメッセージに変換して出力します。
目次
使い方
[trigger]にアーギュメントを設定すると指定したメッセージタイプで出力されます。アーギュメントの順が出力先の順になります。
使えるメッセージタイプ
bang / b | bang |
int / i | 整数 |
float / f | 浮動小数点 |
symbol / s | 文字列 |
list / l | リスト |
メッセージを指定する
上記のメッセージ・タイプ以外はそのまま出力します。
省略しても使用可能
[trigger]は[t]としても使用可能です。
実際の使い方
[trigger]は処理の順序を調整する場合に使います。
[+]は第1インレットに入力があった場合は数値を出力しますが、第2インレットに入力が合った場合は何も出力しません。ですが第2インレットに入れる数値を変えたら、足し算の結果を出して欲しい場合があると思います。
その場合は上図のように[trigger]を追加します。第1インに数値を入れて、第2インに数値を入れた場合の処理の順序は以下のようになります。
- 左のナンバーボックスを操作する。
- [+]の第1インに何らかの数値が入る。
- 右のナンバーボックスを操作する。
- [trigger]の「i」が出力される。
- [+]の第2インに足す数値が設定される。
- [trigger]の「b」が出力される。
- [+]にbangが送られると、以前第1インに入った数値が入力された状態と同じになる。
- [+]の計算結果が出力される。